スイングには「フォロー」「フォロースルー』というパーッがあります。ごぞんじのようにインパクト直後、クラブをフィニッシュへとつなげる動きです。さて、あなたは、このフォローの形を意識していますか?それまでのスイングの"流れ"で行なわれるだけに、ほとんどのアマチュアゴルファーは気にしていない。他のパーツにくらべると、早い動きで進む為に自分であれこれできない部分でしょうが、たった一つ、矯正してほしい"悪癖"があるのです。『左ひじが引ける』8割近くのゴルファーは、そうなっています。
インパクト及びフォローで自分の背中側が左斜45度後方に向かって、左脇をガバッと開けるようにしてひじが引けてしまう。この動きが発生すれば、スイングは軌道は正しいものとは違った"ライン"を動きますから、うまくヒットできるわけがないのです。では、左ひじを引かないようにするにはどうすればいいか。早いスイングの中で、いざインパクト直後に「左ひじを引くな!」と意識したところで、所詮無理な話。それ以前に左ひじを引かない"準備"が必要になります、まずは「頭の位置」に注意して下さい。
左ひじを引いてしまう原因の一つが、トップからインパクトにかけて頭(体)が飛球線方向に動いてしまう突っ込み癖。体が突っ込むから左脇の行き場がなくなって引く....という理屈です。『自分からみて頭をボールより右側に残してインパクトを迎える』意識を持つことで、左ひじは引きにくくなる。一方で『ヘッドを飛球線に出す』イメージで振っていくと。左ひじは自然に正しい位置=左脇腹の横で畳めるはずです。フォローでは絶対にひだりひじを引かない-。いいスイングを身につけたいに野なら、レベルにかかわらずどんなゴルファーも即刻矯正すべきポイントです。
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